製造
設備稼働

『設備総合効率確認ボード(OEE)』の トリセツ 

データ構造 × チャート構成から設定機能までわかる徹底ガイド
設備総合効率確認ボード(OEE)

ボードの仕組みをひも解く ”2つ” のポイント

設備総合効率確認ボード(OEE)』では、工場の設備総合効率(OEE)と、設備で発生している停止要因を詳細に分析できます。
このダッシュボードが、「どのようなデータ構造で可視化を実現しているのか」「どのようなチャートを配置すれば、現場で使いやすい画面になるのか」という観点から、構築に役立つヒントをわかりやすくご紹介します。
データの”カタチ”と”チャート構成”を知る

目的に合った“見せ方”の工夫と、適切な”機能の組み合わせ”を知る

参考
ダッシュボードの裏側をスピーディーにひも解き!

【MotionBoard】知っておくと便利な活用術 『ダッシュボード構造のひも解き方』

既存のダッシュボードの構造を読み解くための基本的な見方や、知っておくと役立つTIPSをまとめたコンテンツです。
ひも解きの理解をぐっとスムーズにする一歩として、ぜひご活用ください。

データ構造 × チャート構成

ダッシュボード作成の第一歩は、 データの“カタチ  を知ることから。

思いどおりのダッシュボードを作るには、まず「どんなデータをどう持つか」というデータ構造が重要です。

そして、そのデータをどう見せるか——つまりチャート構成によって、伝わりやすさと使いやすさが決まります。
ここでは、データ構造とチャート構成をひも解いて解説します。

「設備総合効率確認ボード(OEE)」は、ボタンをクリックすることで、表示内容が「総合稼働率」表示モードと「停止ロス分析」表示モードで切り替わるようになっています。
ここでは、「設備総合効率確認ボード(OEE)共通部分」、「「総合稼働率」表示モード」、「「停止ロス分析」表示モード」に分けて、チャート構成を説明していきます。
設備総合効率確認ボード(OEE)共通部分
「総合稼働率」表示モード
「停止ロス分析」表示モード

① データ構造を確認する

主な「チャート(検索条件)」×「データソース」×「元データ」の関係を示すデータ構造の構成です。

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② チャート構成と関連するデータソースを確認する

具体的なボードイメージをもとに、「各チャートや検索条件」×「データソース」の関係を解説します。

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「設備総合効率」、「時間稼働率」、「性能稼働率」、「良品率」

生産設備の時間稼働率、性能稼働率、良品率と、そこから算出した設備総合効率を表示したチャートです。

「設備総合効率遷移.xlsx」を元データとした「DS_CHT_002_01_シングルデジタル」「DS_CHT_003_01_シングルデジタル」「DS_CHT_004_01_シングルデジタル」「DS_CHT_005_01_シングルデジタル」を参照したシングルデジタルを使って、生産設備の稼働効率に関する指標を強調表示しています。

① データ構造を確認する

主な「チャート(検索条件)」×「データソース」×「元データ」の関係を示すデータ構造の構成です。

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② チャート構成と関連するデータソースを確認する

具体的なボードイメージをもとに、「各チャートや検索条件」×「データソース」の関係を解説します。

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「設備総合効率遷移」、「出来高遷移」

「設備総合効率遷移」ではボード共通部分に表示された「設備総合効率」と他3つの指標について、「出来高遷移」では「出来高率」と「出来高数」について、それぞれ日毎の推移を折れ線縦棒チャートで可視化しています。

各チャート上で折れ線で表示されている「設備総合効率」と「出来高率」については、それぞれ一定値未満になると強調表示するようアラート機能を設定しています。

「設備総合効率遷移」は、ボード共通部分と同じ「設備総合効率遷移.xlsx」を元データとした「DS_CHT_006_01_折れ線棒グラフ」を参照しています。
「出来高遷移」は、「出来高率遷移.xlsx」を元データとした「DS_CHT_006_02_棒グラフ」を参照しています。

① データ構造を確認する

主な「チャート(検索条件)」×「データソース」×「元データ」の関係を示すデータ構造の構成です。

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② チャート構成と関連するデータソースを確認する

具体的なボードイメージをもとに、「各チャートや検索条件」×「データソース」の関係を解説します。

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「総稼働時間」、
「総停止ロス時間」

生産設備の総稼働時間、総停止ロス時間をシングルデジタルで強調表示したチャートです。
このチャートは、日別停止時間.xlsx」のシート12を結合した「DS_CHT_007_01_シングルデジタル」および「DS_CHT_007_02_シングルデジタル」を参照しています。

「停止要因パレート」

生産設備が停止した要因別の件数とその累積比率を表示したパレート図です。
このチャートは「日別停止時間.xlsx」のシート1を元データとした「DS_CHT_007-01_パレート図」を参照しています。

「チョコ停・ドカ停割合」

生産設備が停止した時間別の件数と停止秒数を表示した折れ線縦棒コンボチャートです。
このチャートは「チョコ停ドカ停用.xlsx」を元データとした「DS_CHT_007-03_棒グラフ」を参照しています。

「日別停止時間遷移」

日毎の生産設備の停止要因別の停止ロス時間を表示した積み上げ縦棒チャートです。
このチャートは「日別停止時間.xlsx」のシート1を元データとした「DS_CHT_007-05_積み上げ縦棒」を参照しています。

参考
サンプルボードで使用しているデータは、すぐに試せるように必要最低限のシンプルな構造でご用意しています。
実際の業務で活用する際は、自社の目的や分析内容に合わせて、必要なデータをしっかり準備し、ダッシュボードを組み立てていきましょう。

想定課題 × 解決のための実装アプローチ

“使える”ダッシュボードは、 現場の課題に応える計 から。

「進捗の遅れにすぐ気づきたい」、「要因を可視化したい」——そんな日々の課題に応えるには、目的に合った“見せ方”の工夫と、適切な機能の組み合わせが欠かせません。

ここでは、想定される業務課題に対して、どのような実装アプローチで解決しているのかを解説します。

設備総合効率確認ボード(OEE)共通部分
「総合稼働率」表示モード
「停止ロス分析」表示モード
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