03 分析・可視化する

AIとの対話で手元のデータを『可視化』する|AIと深めるデータ分析

作成日:2026-01-xx 更新日:2026-01-xx

相手に伝えるために、データをどう可視化すればいいの?

フェーズ#02 で、Dr.Sumにデータを用意できました。
 このフェーズでは、そのデータを実際にツール(MotionBoard / Datalizer)で可視化し、分析を行うための準備を行います。

ここで重要なのが、フェーズ#01 で決めた「誰に見せるか(ターゲット)」です。 「経営層」に見せるのか、「現場」に見せるのかによって、最適なグラフの形やレポートの構成は全く異なります。

AIに「ターゲット」を伝えて、相手に最も刺さる「見せ方(可視化)」と、そこから読み取れる「深い洞察(分析)」の両方を提案してもらいましょう。
この記事でやること
所要時間は各ステップ3〜5分、合計15分程度です。
AIを分析パートナーにして、用意したデータから「何を見るべきか(分析の切り口)」と「どう見せるべきか(可視化の最適化)」を明確にします。
得られる成果
  • ターゲットに合わせた最適な見せ方(グラフや集計表の設計)が明確になる
  • 作成したグラフや集計表から読み取れる事実と原因の仮説が手に入る
  • 相手に伝わるダッシュボードや集計表の完成イメージを作成する
INDEX
STEP 1

AIに「分析の切り口」を提案してもらおう(3分)

目的

AIにDr.Sumの中身を直接見てもらって、「多角的な視点」で分析するためのアイデアをもらいます。
「このデータならこんな分析ができる」というアイデア(切り口)を出してもらいます。
分析の切り口を探す
フェーズ 02 で用意したテーブル(またはビュー)をAIに伝えて、分析のアイデアを出してもらいます。
■ 分析の切り口発見用のサンプルプロンプト
[ ] の部分に、分析の目的、分析に必要なテーブル名またはビュー名、利用ツールなどを入力してください。
STEP 2

「プロトタイプ」で可視化するときのイメージを確認しよう(3分)

目的

MotionBoardやDr.Sum Datalizerでの設定を始める前に、AIを使って「ダッシュボードのモックアップ」や「集計表のイメージ」をその場で描画してもらいます。
両方のイメージを作成してもらうと、「グラフで可視化する(MotionBoard)」のと「表で細かく見る(Datalizer)」のと、どちらが今回の目的に合っているか、目で見比べて判断する際の材料にもできます。
 AIで「グラフや集計表の完成イメージ」を描画してもらう
■ プロトタイプ作成用のサンプルプロンプト
 MotionBoardまたはDr.Sum Datalizerのいずれかのみの出力としたい場合は、プロンプトを調整してください。
また、カラーコードや条件付き書式の条件なども適宜調整してください。
STEP 3

グラフの「結果」をAIと一緒に解釈しよう(5分)

目的

グラフや集計表を作って終わりではありません。「数字が何を意味しているのか」を読み解いてこそ、次のアクションが決まります。 作成した結果をAIに見せることで、人間では見落としがちな微細な傾向や、プロ視点での考察(なぜそうなったかの仮説)を引き出します。
分析結果をAIに読み込ませる
MotionBoardのダッシュボード画面やDr.Sum Datalizerの集計結果をもとに、つぎのサンプルプロンプトでAIに解釈してもらいましょう。
■ 分析結果解釈用のサンプルプロンプト
気になる結果があったら、真因特定のための深掘りをしてみましょう。
MotionBoard Cloud re:Act のAI機能も活用してみましょう!
MotionBoard Cloud re:Actでは、生成AIを活用することで、自然言語による直感的な操作が可能です。
対話形式で指示するだけで、チャートや入力フォームなどのボードアイテムを柔軟に自動生成できるAIウィジェットと、ボード閲覧時に自然言語で分析指示を行い、チャートや明細表をその場で深掘りできるアドホック分析機能AIビューを利用できます。

操作に迷う時間を減らし、「知りたい」「試したい」をその場で形にできるのが、re:Act のAI機能の大きな魅力です。ぜひ、活用してみてください!

よくある質問

MotionBoardやDr.Sum Datalizerで分析するのと、AIでアドホック分析するのは、どう使い分ければいいですか?

「考えを広げたいとき」はAI、「結果をしっかり共有したいとき」は MotionBoard や Dr.Sum Datalizer、という使い分けがおすすめです。

生成AIが向いているのはこんなとき:
・「なぜこの数字になっているんだろう?」と考え始める段階
・分析の切り口や視点を、いろいろ試してみたいとき
・まだ結論が決まっておらず、頭の中を整理したいとき

MotionBoard や Dr.Sum Datalizer が向いているのはこんなとき:
・大事な指標や結果を、見える形でまとめたいとき
・チームや関係者と、同じ数字を見ながら話したいとき
・会議や報告など、業務で使う分析として残したいとき

おすすめの流れとしては、
まず生成AIで考えや仮説を広げ、
「これは大事だ」と思った分析を MotionBoard や Dr.Sum Datalizer で可視化・共有する、
という使い方です。

AIは「考えるための相棒」、MotionBoard や Dr.Sum Datalizerは「結果を伝えるための道具」と考えると、無理なく使い分けられます。

MotionBoardとDr.Sum Datalizer、どちらを使えばいいですか?

用途は業務により異なるので、一概には言えませんが、つぎのように「誰が、何のために見るか」で使い分けを検討してもよいでしょう。

・MotionBoard(経営層・マネージャー向け):
 トレンドや異常値を「パッと見て」発見したい場合に最適です。グラフと表を組み合わせて全体像を把握し、気になった箇所をクリックして深掘りするような、直感的な分析に向いています。

・Dr.Sum Datalizer(実務担当者向け) :正確な「数値そのもの」を確認したい場合に最適です。MotionBoardでも集計表は作成できますが、よりExcelのような操作感で、大量の明細データをチェックしたり、会計や在庫管理などの帳票として細かく数字を追う業務に向いています。

迷ったときは、STEP 2のプロンプトをもとにAIに両方の完成イメージを描かせ、見比べてみるのもおすすめです。

まとめ

Write your awesome label here.

このコンテンツでは、フェーズ 02で準備したデータをもとに、AIと協力して深い分析と伝わる可視化を行う方法をご紹介しました。

  • STEP 1:AIに「分析の切り口」を提案してもらい、MotionBoardやDr.Sum Datalizerで作るべき完成イメージを整理しました。
  • STEP 2:グラフや集計表の「結果」をAIと一緒に読み解き、数値の裏側にある原因や課題を見つけ出しました。
  • STEP 3:分析結果がひと目で伝わるように、ダッシュボードのデザインや集計表のアラート設定を最適化しました。

AIを相棒にすることで、単なる「集計作業」が、ビジネスを動かす「価値ある分析」へと進化します。 分析結果が出揃いました。いよいよ、この結果をチーム全体で共有し、改善アクションにつなげていきましょう!

Next Action

可視化されたデータから、具体的な「アクション」を起こしましょう
AIのサポートにより、データを「見える化」するところまで(フェーズ 03)完了しました。

しかし、分析はここで終わりではありません。見えた課題に対して「どう動くか」を決めてこそ、データ活用の価値が生まれます。
つぎは、分析結果を深く考察し、チームを動かして実際の成果につなげるフェーズです。