Sample Galleryのボードを"ゼロ"からつくってみようシリーズ
「負荷状況可視化ダッシュボード編」・「利用状況チェックボード編」
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Appendix
MotionBoardの命名規則

INDEX
1.命名規則とは?
「命名規則」とは、名前をつけるときのルールのことです。
MotionBoardではアイテムやデータソースなど、多数組み合わせてボードを作成するので、誰もがわかりやすくメンテナンスしやすいボードにするためにも、ルールを決めて効率的に運用を行いましょう。
実装後の変更はなかなか難しいので、実装前にルールを決めておくことをおすすめします。
(例)
つぎの図は、アイテム管理でアイテムの一覧を表示したものです。
誰が見ても、なにを示しているかがわかるように、統一性があるルールに基づいて名前をつけておくと、確認の手間が軽減され、作業の効率化につながります。
MotionBoardではアイテムやデータソースなど、多数組み合わせてボードを作成するので、誰もがわかりやすくメンテナンスしやすいボードにするためにも、ルールを決めて効率的に運用を行いましょう。
実装後の変更はなかなか難しいので、実装前にルールを決めておくことをおすすめします。
(例)
つぎの図は、アイテム管理でアイテムの一覧を表示したものです。
命名規則に従ってアイテム名をつけることで、「検索ボタンの設定を確認したい」という場合に、対象のアイテム「BTN_検索」(BTN=ボタンアイテム)が探しやすくなります。

2.命名規則の設定例
名前を見てアイテムの内容を想像できるように、内容を判断できる規則性のある名前をつけるようにしましょう。
「並び順」や「アイテムのカテゴライズ化」、「利用する順番」などの観点で決定するとよいでしょう。
「並び順」や「アイテムのカテゴライズ化」、「利用する順番」などの観点で決定するとよいでしょう。
ここでご紹介する設定例は、必ずそうしなければならないという命名規則ではありません。
あくまでも、おすすめする命名規則の一例です。
最終的には「誰がどのように利用するか、誰にとって何をわかりやすくするのか」といった観点で、ご自身の組織にあった命名規則を決めることをおすすめします。
最終的には「誰がどのように利用するか、誰にとって何をわかりやすくするのか」といった観点で、ご自身の組織にあった命名規則を決めることをおすすめします。
POINT
プレフィックス活用のススメ
「プレフィックス」とは接頭辞とも言われ、「CHT_XXX」(チャートアイテム)や「BTN_XXXX」(ボタンアイテム)のように名前の先頭に意味のある文字列を付与することで、種類や役割をひと目で把握できるようにします。
ここでは、プレフィックスを活用した命名規則の設定例をご紹介していますので、ぜひ参考にしてください!
「プレフィックス」とは接頭辞とも言われ、「CHT_XXX」(チャートアイテム)や「BTN_XXXX」(ボタンアイテム)のように名前の先頭に意味のある文字列を付与することで、種類や役割をひと目で把握できるようにします。
ここでは、プレフィックスを活用した命名規則の設定例をご紹介していますので、ぜひ参考にしてください!
設定例01:フォルダー名・ボード定義名
フォルダー名やボード定義名は、並び順の観点で設定しましょう。
ナンバリング(連番)を付与することで並び順を設定できます。
なお、並び順は文字コードの昇順となるため、ボード定義数が2桁以上(01~)になる場合も考慮しておきましょう。
例えば、1桁でナンバリングしてしまった場合、2桁の「10_XXX」という名前を設定したボード定義は、「1_XXX」の上に並ぶので、想定した並び順にはならなくなってしまいます。
ナンバリング(連番)を付与することで並び順を設定できます。
なお、並び順は文字コードの昇順となるため、ボード定義数が2桁以上(01~)になる場合も考慮しておきましょう。
例えば、1桁でナンバリングしてしまった場合、2桁の「10_XXX」という名前を設定したボード定義は、「1_XXX」の上に並ぶので、想定した並び順にはならなくなってしまいます。

フォルダー名とボード定義名の設定例
設定例02:データソース定義名
データソース定義名では、ボード内での用途や参照するテーブルの種類(トランザクション・マスタ・ビュー)を判断できるようなプレフィックスをつけましょう。
■専用データソース定義(ボード内に格納され、そのボード定義内でのみ使用できるデータソース)
プレフィックスの意味:データソースプライベート_トランザクション/マスタ/ビュー_ナンバリング_XXXX...
分類
プレフィックス
設定例
トランザクション
DSP_t_nn_XXXX
DSP_t_01_売上推移
マスタ
DSP_m_nn_XXXX
DSP_m_01_組織
ビュー
DSP_v_nn_XXXX
DSP_v_01_予算実績
■共有データソース定義(MotionBoardサーバー上の共有エリアに格納され、複数のボード定義で使用できるデータソース)
プレフィックスの意味:データソースコモン_トランザクション/マスタ/ビュー_ナンバリング_XXXX...
分類
プレフィックス
設定例
トランザクション
DSC_t_nn_XXXX
DSC_t_01_売上推移
マスタ
DSC_m_nn_XXXX
DSC_m_01_組織
ビュー
DSC_v_nn_XXXX
DSC_v_01_予算実績

専用データソース定義名の設定例
設定例03:アイテム名
アイテム名では、アイテム種別を判断できるようなプレフィックスをつけましょう。
分類
プレフィックス
設定例
チャートアイテム
CHT_XXXX
CHT_売上実積
明細表アイテム
XXXX明細表
売上実績明細表
時系列アイテム(カレンダー)
CAL_XXXX
CAL_予定表
時系列アイテム(ガント)
GNT_XXXX
GNT_作業詳細
GEOアイテム
GEO_XXXX
GEO_市区町村
ネットワーク図アイテム
NWK_XXXX
NWK_国別売上
イメージアイテム
IMG_XXXX
IMG_世界地図
テキストアイテム
TXT_XXXX
TXT_予実
リンクアイテム
LNK_XXXX
LNK_サイトリンク
コメント掲示板アイテム
CMT_XXXX
CMT_部門共有
共有フォルダーアイテム
FLD_XXXX
FLD_PDF格納
ボタンアイテム
BTN_XXXX
BTN_検索
図形アイテム
SHP_XXXX
SHP_売上実績
コンテナアイテム
CNT_XXXX
CNT_メインコンテナ
情報アイテム
INF_XXXX
INF_検索条件
入力アイテム
ボード上に配置したアイテムが煩雑化しなければ、プレフィックスの「Inp_」をつけずに設定する場合もあります。
分類
プレフィックス
設定例
単数行テキスト
Inp_TXT_XXXX
Inp_TXT_名称
スライダー
Inp_SLD_XXXX
Inp_SLD_倍率
コンボボックス
Inp_CMB_XXXX
Inp_CMB_年度
ラジオボタン
Inp_RBT_XXXX
Inp_RBT_カテゴリ
数値ステッパー
Inp_STP_XXXX
Inp_STP_候補値
リストボックス
Inp_LST_XXXX
Inp_LST_組織
チェックボックス
Inp_CBX_XXXX
Inp_CBX_月
トグルボタン
Inp_TGL_XXXX
Inp_TGL_利用状況
複数行テキスト
Inp_nTXT_XXXX
Inp_nTXT_備考
カレンダー
Inp_CAL_XXXX
Inp_CAL_受注日
バーコードリーダー
Inp_BCR_XXXX
Inp_BCR_商品名
カメラキャプチャー
Inp_CAM_XXXX
Inp_CAM_監視カメラ1
ファイルアップローダー
Inp_FUP_XXXX
Inp_FUP_店舗売上
手書き画像キャプチャー
Inp_IMC_XXXX
Inp_IMC_タイトル
設定例04:システム変数名
システム変数名では、どこで使われるのか、どの値が入るのかが判断できるような名前をつけましょう。
また、[システム変数]画面の[カテゴリ]欄の入力は必須ではありませんが、システム変数はシステム全体で使うため、「カテゴリ」でグループ分けしておくと、後でメンテンナンスしやすくなります。
例えば、利用しているサブシステム名やシステム変数を使用しているボード名など、判別しやすいカテゴリ名を設定するとよいでしょう。
また、複数のボードで共通して使うものは「共通」と設定しておくと、「設定値を変更すると他にも影響が発生するシステム変数」といったことも把握しやすくなります。
例えば、利用しているサブシステム名やシステム変数を使用しているボード名など、判別しやすいカテゴリ名を設定するとよいでしょう。
また、複数のボードで共通して使うものは「共通」と設定しておくと、「設定値を変更すると他にも影響が発生するシステム変数」といったことも把握しやすくなります。
カテゴリ
プレフィックス
設定例
ボード名
(例:負荷状況可視化ボード)
(例:負荷状況可視化ボード)
ボード名_XXXX
負荷状況_担当者
ボード名
(例:売上ボード)
(例:売上ボード)
nn_XXXX
01_都道府県

カテゴリ名とシステム変数名の設定例
設定例05:モデル名
モデル名では、実行方法や使用するモデルタイプ(JOIN・UNION・UNPIVOT)を判断できるようなプレフィックスをつけましょう。
分類
プレフィックス
スケジュール実行
AUTO
手動実行
MANUAL
JOIN
JOIN
UNION
UNION
UNPIVOT
UNPVT
設定例
※設定例の「01」はナンバリングを示しています。
※設定例の「01」はナンバリングを示しています。
設定例
MDL_AUTO_01_JOIN_営業分析
MDL_MANUAL_01_JOIN_営業分析
MDL_AUTO_01_JOIN_営業分析
MDL_AUTO_01_UNION_営業分析
MDL_AUTO_01_UNPVT_営業分析

モデル名の設定例
設定例06:データストレージ名(MotionBoard Cloud利用の場合)
データストレージ名では、格納するデータの種類(トランザクション・マスタ)や用途を判断できるようなプレフィックスをつけましょう。
※プリフィックスや設定例の「01」はナンバリングを示しています。
※プリフィックスや設定例の「01」はナンバリングを示しています。
分類
プレフィックス
設定例
トランザクション
T_01_XXXX
T_01_予実管理
マスタ
M_01_XXXX
M_01_従業員
年度別
T_FYYY_XXXX
T_FY25_実積
明細
DS_SNAP_01_XXXX
DS_SNAP_01_月次販売分析
集計結果
DS_TAL_01_XXXX
DS_TAL_01_月次売上
レプリケーション
DS_RS_01_XXXX
DS_RS_01_案件進捗
From To比較
DS_FRTO_01_XXXX
DS_FRTO_01_配送件数

データストレージ名の設定例
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